10月の例会は、パーソナルトレーナーの中田かんな様をお招きし、「人生100年のためのトレーニング」と題し、ご自身とお母様との経験から、何歳からでも体は変われると言うことを熱くお話しいただきました。
中田様は短大卒業後の会社勤めを経て40歳の時に加圧トレーニングに興味を持ち、その効果をボディメイクの大会に出場し入賞することで体現しました。さらに、ミセスコンテストに出場しファイナリストとなる中で、様々な女性たちに刺激を受け自身への自信がつき、いろんな事にチャレンジするように変わりました。これをSNS等で発信したときのポジティブな反応からご自身がトレーナーとして活躍する決意をしました。現在49歳ですが、スラっとしたそのいで立ちは素敵です。
一方、お母様は70代の頃から脊柱管狭窄症により腰・膝の痛みがあり、杖を使って歩行しており、痛みがひどい時は整形外科を受診していました。中田様がトレーナーとなったことをきっかけに、お母様にパーソナルトレーニングを始めました。娘を信頼してトレーニングを重ねると数カ月で杖なしで歩けるようになり、積極的に体を動かすことが習慣化したとのこと。いくつになっても身体は変わり心も変わって、日々の生活も明るくなることを証明しています。お母様は80歳代ですが、その姿はとても若々しいです。
中田様から大事なアドバイスがありました。体の一部が痛くて腕の良い医者や治療家さんを探し回っていませんかとのこと。もし、その原因が生活習慣にあるならば、その生活習慣を改めなければ治らず、一時的に治ってもまた再発することの繰り返しになります。ちょっとした腰の捻りが繰り返しあるとやはり腰を痛めます。私たちも普段から注意しないといけません。
最後に座ってできるエキササイズをしましたが、その短時間のものでも効果を皆さん感じ取られたようです。やはり、仕事以外に適度に体を正しく動かすことって大切であることを感じたセミナーでした。