リマ水曜会2018年10月の水曜会
~「オウム真理教による事件の捜査から学んだこと」~
10月定例会は元警視庁捜査一課長で「目黒公証役場事務長逮捕監禁致死事件」が発生した当時、警視庁大崎警察署刑事課長として陣頭指揮を執った佐久間正法さんを講師にお迎えしに『オウム真理教による事件の捜査から学んだこと』という演題でご講演いただきました。 オウム真理教事件を解決に向かわせてきっかけは上記、公証役場事務長の事件だということを、事件の流れ、証拠集め等、警察がどのように動いたのかなど、緊迫感と臨場感を含めお話しいただきました。 当時、第7サティアンでは70トンのサリン=70億人分の致死量に相当をつくり、旧ソ連製のヘリで山手線の内側にばら撒く計画があったとのことで、これが実行されていたかと思うと背筋が凍る思いがします。 地道な捜査による証拠の積み重ねはもちろん、最後は「心」がなければ「心」と「心」が通じなければ犯人は口を割らない、本当のことは言わないという話は日々の生活や経営活動に通じるものと思いました。 また、懇親会では講演会以上になかなか聞くことができない話をしていただきました。
日時: 平成30年10月10日(水)
会場: 「練馬区役所19階・1906会議室」