2020年2月水曜会例会
月定例会は医師で「病気は社会が引き起こす インフルエンザ大流行のワケ」の著者、木村知さんを講師にお迎えし「『休めない社会』がインフルエンザの大流行の原因??―総合診療医が現場で日々感じていることー」という演題でご講演いただきました。
カゼを引いたら休むことがいちばん、カゼを広めることを防ぐことに有効である。カゼ、そのものを治す薬はない。市販のカゼ薬と呼ばれているものはフルスペックであるため、強い薬になっているなど、改めて常識を疑う必要性を認識させられました。
インフルエンザの検査結果は、そのタイミングと手技でかなりの誤差がうまれるという話からもインフルエンザに「休むことがいちばん、そういう社会を醸成していくことが必要」と認識させられました。
時期的に新型コロナウィルス(2019-nCoV)のことにも触れていただき、できる予防はしていこうと改めて気を引き締めさせてもいただきました。